変形性股関節症
脚の付け根に違和感があるや痛い、または脚の可動範囲が減ったと感じる場合は変形性股関節症が疑われます。
股関節におこる変形性関節症を変形性股関節症といい、加齢により軟骨が磨り減ることが原因です。
40歳を過ぎると骨密度が減少していきますが、同じように軟骨も、加齢により細胞の代謝低下で、軟骨も痛み部分的にすり減ってきます。
軟骨の減少によって股関節に炎症が起き痛みが発生し、進行すると動きが悪くなり関節の機能が損なわてきます。
ひどい症状を感じないまま年齢を重ねて、股関節の変形が酷くなり、痛みが強くなってしまいます。
変形性関節症の原因の80%くらいが臼蓋形成不全だと言われています。
股関節には、臼蓋という受け皿ににた部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるようになっています。
この臼蓋の形状が不完全なために、股関節に痛みを生じるのが臼蓋形成不全で、臼蓋の形成が不完全なことで、軟骨に摩擦が起こり軟骨が磨り減ります。
そして、変形性股関節症は股関節が変形して炎症が起きてしまうのですが、痛みなどの症状を自覚できるのは年齢を重ね、中高年になってからの場合が多いようです。
股関節は生後4カ月くらいまでに形成されますが、臼蓋形成不全が日本で多い傾向にあるのは、ももの外側から常に押し付けられている状態の、おむつの形にあると言われています。現在のおむつになってからは、股関節の形成不全は無くなってきています。
変形性股関節症の特徴としては、起き上がりや立ち上がり、そして歩き始めなどの動作で、太ももの前か横に痛みが起こるのが特徴です。
安静にしている場合でも痛いのは、股関節の関節の変形が発生していることが多く、音がボキボキと関節からしたり、寝ていても痛い場合は重症で、関節変形が始まっています。
股関節をおさめる臼蓋は、1度程度の微妙な角度が大切で、レントゲンで、臼蓋の角度を診ることで5年後、15年後の変形予想をすること可能です。
変形性股関節症に関係する関節の変形は、通常2年くらいで発生します。関節の上下にある軟骨は平均して3~4ミリの厚さがありますが、1~2年でなくなることもありますが、痛みは発生の3カ月までは強く感じますがすぐに治まります。
しかし、痛みがなくとも軟骨の摩耗や関節の変形は続いていきますので、股関節状態を診てもらうことが大切です。
痛みがある時は運動したり、筋肉をつけた方がいいと運動した場合、運動により軟骨に負荷がかかり、残っている軟骨がどんどんすり減ってしまいます。
痛みがある場合は安静にし動かさないことが重要で、股関節が痛むのを我慢して動いていると、軟骨がすり減り、変形したほうの足が短くなってしまいます。
そのまま歩いていると、膝や腰などたの部位に余計な負荷がかかり、股関節の変形が進んでしまいます。
変形性関節症は、日常の習慣や過度の運動によって、関節の変形が発生し炎症を起こすことで痛みが起こります。
放置しておくと、痛みがある部分をかばう為、他の部位に負荷がかかり、股関節の変形が進み軟骨もすり減り、痛みがひどくなってしまいます。
このすり減った軟骨を補充することはできないので、何よりも患部の炎症をとり除くことが最優先です。
股関節の炎症と痛みを除くことで、血流が回復することで、血行が促進され筋肉や靭帯、すり減った軟骨などの関節部位の新陳代謝につながるという、好循環が生まれてきます。
腰の関節に炎症が起きる変形性股関節症には、抗炎症作用と鎮痛効果があることで、最近奥アマゾンで自生するキャッツクローが注目されています。
その効果は、キャッツクローが含むアルカロイドと呼ばれる、自然の薬理成分のよるものです。
ドイツのH・ワグナー博士は研究では、キャッツクローには、他のハーブにはない6種類ものアルカロイドが含まれており、中でもイソテロポデインという成分が免疫力を正常化する作用があり、キノビック酸のグリコシドは炎症を抑える痛みを緩和する作用があることがわかりました。
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