関節痛について
関節は、スムーズに動くために構造上、様々な工夫がなされています。
その一つが骨と骨の間にある関節軟骨です。関節を動かした時の痛みの原因はここにあるのです。関節軟骨には血管や神経は通っていません。
体の組織を形作る栄養は血管を通して送られますから、関節軟骨は修復や再生がほとんどされないとても弱い器官だということがいえます。
そのため関節軟骨には老化の影響が大きく出ます。
年をとるにつれて関節軟骨は大きく変化していくのです。長年に渡って関節が使われ、骨がぶつかり合うことで軟骨がすりへっていく、いわばガタが来てしまうのです。