糖尿病と勃起不全

糖尿病と勃起不全は密接な関係があります

勃起不全とは、勃起はしても、硬さや大きさが不十分だったり、勃起の維持ができず中折れなどで満足な性交渉行うことだできない状態のことです。
完全な勃起ができない場合だけではなく、性交中に勃起が維持できなくなる場合、そして時々ちゃんと勃起できない場合なども含みます。

糖尿病と勃起不全の関係は、糖尿病から生じる血管や神経の障害が、ペニスの血流を抑えてしまうからです。
また、心理的な要因も大きく関係しており、個人差はありますが、糖尿病を患っている男性のほぼ半数は勃起障害と言われています。
糖尿病は、血中インスリンの絶対的不足、相対的不足が原因で起こり、その結果として血糖値の上昇が起こる病気です。

糖尿病によって高血糖の状態が続くと神経繊維が減少し繊維密度が低下します。

そうなることで神経内部が低酸素状態に陥り、陰茎知覚が鈍くなったり、陰茎海綿体に分布する神経が障害を受けることから、勃起不全(ED・中折れ)の症状を引き起こします。

糖尿病性ED患者の陰茎の知覚を振動覚計で測った時に、普通の人よりも明らかに振動覚が悪い結果が出ました。
この結果から、糖尿病性ED患者の陰茎内部で神経障害が起こっていることがわかります。

糖尿病性の勃起不全(ED)の人は、神経が障害を受けています。

正常な勃起のためには脳や神経、海綿体、血流などが問題なく機能する必要があります。
糖尿病性の勃起不全(ED)は、複数の要因が重なり発症する場合が多く見られます。
また、勃起不全(ED)にも複数あり身体的な原因から生じるEDを器質的EDと呼びます。
他にも、糖尿病で生じた抑うつ傾向による心因性 EDや、降圧剤などによる薬剤性 EDもあり、他の病気と比較してもEDを誘発する因子が多いといえます。

糖尿病性の勃起不全(ED)の発症頻度は、男性糖尿病患者の30%~60%といわれており、通常の男性よりも2~3倍の頻度で発症するようです。
日本全体では、糖尿病患者が100万人以上のがいるといわれています
このような現状ですが、勃起不全(ED)の治療で病院を受診する人は少数で、多くの糖尿病性勃起不全の(ED)男性が病院を受診しないのは、はずかしい、性欲の低下、生命に危険がないことからの諦めているようです。

糖尿病は不治の病とされていますが、糖尿病性の勃起不全(ED)は治療を受けることで改善の見込みがあります。
放置すれば、症状がより悪化してしまいます。
勇気を持って改善に第一歩を踏み出すことが大切です