ストレートネック

ストレートネックとは、本来は前方向に弯曲しているはずの頚椎が、姿勢の崩れや慢性的な疲労、負荷によって、文字通り『まっすぐ』な状態を指します。

症状としては、肩こり、頭痛、首コリから始まり、吐き気、腕や手のシビレ、めまい等に繋がります。

また、ストレートネックと猫背は多くの場合にセットで起こります。
猫背によって肩甲間部(肩甲骨と肩甲骨の間)の慢性的な痛みや辛さを招き、猫背のカーブの強い場合には浅呼吸になり、自律神経のバランスを崩してしまう場合もあります。

ストレートネックの場合、頭部や重心線が背骨より前に来てしまう為に、重い頭を首の筋肉で支えなければなりません。
ですので、慢性的に首や肩がこり、それらの筋肉の緊張から頭痛などのトラブルを引き起こします。

痛い部分にばかりこだわり、そこに刺激を加えよう(マッサージ、指圧、揉む、叩く、関節を鳴らす、ストレッチ、シップや磁石を貼る)とする方が多いのですが、これはかえって逆効果で、痛い首をさらに悪くしてしまう原因になりますので、部分にこだわった治療は危険です。
痛いのは首であっても、1、骨全体との関係 2、骨盤との関係 3、股関節との関係 を考慮に入れなければ体の重心がくるってしまいす。
傾いた体は構造上いつも無理な力が加わることになりますので、体の土台の上にある首も安定しにくくなります。
特に足の調整(体の重心を整える)ことは大切で、上半身は、下半身の歪みによって形が決定されてしまうからです。

ストレートネックの改善

正しい姿勢とは、耳の穴と肩口が一直線に揃う位置になっている。
自分の横向き姿勢は自分では見られないので、誰かに写真を撮ってもらい確認しましょう。鼻先は水平ライン、耳の穴(耳たぶ)と肩口が縦に一直線に揃う位置が頭と首の関係が正しい姿勢です。耳の穴が肩より前にある場合は、後頭部を真後ろに下げる練習をしましょう。壁に添うように立って骨盤と肩甲骨と後頭部が壁に当たるようにすると分かりやすいです。その際にアゴが上がらないように気をつけましょう。

首肩周りの滞りをほぐしましょう。
首を横にねかせる側屈の動きで首の前側と後ろ側の筋肉を働かせストレッチすることができます。頭の重みを感じながら、ゆっくりと呼吸しながら右へ左へと傾けてみましょう。その時に後頭部を後ろに下げて目線は正面を向き、アゴを引きながら行ないましょう。