ストレスと免疫について

免疫とは、ヒトに本来備わっている自分自身の力で病気を防ぎ、あるいは治す仕組みのことです。

私たちの身の回りにはいたるところに細菌やウイルスがあふれていますが、ふだんは何ともありません。
しかし、免疫力が下がると風邪をはじめさまざまな病気にかかることが多くなります。

物理的ストレスと精神的なストレスが免疫力を低下

特に体の冷えや水分不足、筋肉疲労など物理的ストレスは免疫力を奪いますが、それとともに精神的なストレスも免疫力を低下させる原因になることがわかってきました。


ストレスが免疫機能を低下させる仕組みとしては、自律神経のバランスが崩れることと、ステロイドホルモンの放出が考えられています。

強いストレスを受けると、まず自律神経のバランスが崩れます。
内蔵機能を活性化させる副交感神経が不活発になるため、食欲不振と血行不良を招きます。その結果栄養バランスが悪くなり、免疫機能の主役であるリンパ球を不活発にします。

ストレスの刺激は視床下部から副腎に伝わって、コルチゾールなどのステロイドホルモンを放出します。
コルチゾールはストレスホルモンと呼ばれ、リンパ球の活力を奪って、免疫力を低下させます。

免疫機能の低下は、食生活の乱れや汚染物質、肥満、疲労、肉体的ストレス、精神的なストレス、老化などによって生じ、ほとんどの病気がかかわります。
また、自分自身に対して抗体を作ってしまう自己免疫疾患なども発病させます。