精子は運動能力と数、卵子は新鮮さ

卵子は、寿命期間内でも鮮度が大切ですから、卵管膨大部に移動したときにすでに精子が待っている状態がベストです。
また、精子も卵子と一緒で卵管膨大部で卵子と出会うときに、鮮度が良いほど妊娠しやすくなります。

卵子と精子の鮮度、あるいは移動速度は体調によっても変化します。

「卵胞が成熟しきってない」「精子が最初から活力がない」など、風邪や睡眠不足、ストレスや食生活などでも微妙に変化が出てしまうのです。その為にも、ホルモンバランスを整えて、健全な卵子と元気な精子の数を確保しましょう。

あせらず、悩まず、諦めず、が大切なようです。

「こんなにがんばっているのに、なんで赤ちゃんができないの?」と
思いつめてはいませんか?
妊娠のためにいいことならひと通りやってみた、熱心に治療にもとり組んできた、でも妊娠しない・・・。
周囲からの期待を感じれば感じるほど、焦りやいらだち、悲しみはおおきくなるばかり。
しかし、そのことが知らず、知らずプレッシャーとなり、心身のストレスとなっていないでしょうか。
よく「これ以上やってもだめだとこどもをあきらめたら、自然妊娠した」とか、「転勤して住居が変わったとたんに妊娠した」などという話をききます。
いったいなぜでしょう?

人間の心と身体は、強く結びついてます。
心に強いストレスがあると、その害は身体にまで及び、体調がおかしくなることもあるのです。その反対に、悩みごともなく、心の調子がよければ、身体の調子もよくなるものなのです。

赤ちゃんを望むが故のストレスが、さらに赤ちゃんをできにくくさせることもあります。そんなときこそ初心に戻り、パートナーと共に生きていける幸せを思い出してみましょう。
周囲の人は全然関係ありません。
2人の絆が強ければ、前向きに、力を合わせてとり組んでいけるはずです。

精子図

妊娠するためには、男性の精子の数と精子の運動能力の向上、及び女性のホルモン分泌を促進し、健全な立派な卵子を成長せせること、また10ヶ月間胎児を育てていけるだけの体内環境を整えることが、不可欠と思われます。

特に女性の場合は、
ご承知の通り、卵巣から卵が排出される「排卵」という現象は、脳下垂体から分泌されるある2種類の女性ホルモンの卵巣への刺激によって引き起こされます。

卵子図

その2種類のホルモンが、卵胞刺激ホルモンと黄体刺激ホルモンで、通常は間脳視床下部で生成される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が脳下垂体を刺激することにより分泌されます。


これは言い換えれば、性腺刺激ホルモン放出ホルモンが十分に分泌されなければ、卵巣も良い刺激がもらえないため「排卵」が起こらないということです。
当然、必然的に妊娠できる可能性も減ることになります。

そうした原因で不妊に悩まされる女性に効果的なお薬が、「排卵誘発剤」で、その代表的なお薬がクロミッドです。
クロミッドは、排卵に重要な「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」を分泌する間脳視床下部に刺激を与えることで、卵巣内にある卵胞の成熟を促進させる作用がございます。

性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌により、女性ホルモンである、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステン(黄体ホルモン)は卵巣で作られます。
そして、妊娠する体内環境を整える重要な役割を持っています。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は妊娠のホルモン。子宮の内膜を受精卵が着床しやすい状態に整え、妊娠したのちも、妊娠を継続させる働きを持っています。
また、体温を上げる働きがあります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)は女性らしさのホルモンであり、思春期から分泌量が多くなります。
女性らしいからだつきを作り、子宮に作用して、妊娠に備え子宮の内膜を厚くしたり、受精卵の着床を助けたりします。また卵を作るホルモンでもあります。
また自律神経、感情の働き、骨、皮膚、粘膜、関節、筋肉、胃腸、脳の働きにも、エストロゲンが大きくかかわってきます。