更年期と生理不順

更年期にには、それまで一定期間で来ていた生理サイクルが次第に崩れてきます。

これは卵巣機能が衰えて来た為で、ホルモンを分泌する力の衰えた卵巣が、脳下垂体の支持を実行できないため、サイクルガみだれる更年期の生理不順です。
更年期に生理が1年以上ない場合、閉経したと見られます。
生理不順(月経不順)と共に卵巣からエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が低下します。
ですが、このエストロゲンは閉経後1~2年、長い場合は3~4年も分泌されます。
この分泌が止まった時に更年期が完了したと考えられます。

このように、女性の更年期の兆候は、まず月経の乱れに現れます
それまで、規則正しく起こっていた月経が、最初は短い周期で訪れるようになります。
減少したエストロゲンをもっと分泌しようと、脳下垂体から性腺刺激ホルモンがどんどん分泌されるのが原因です。
人によっては、月に2回も月経がくることがありますが、月経血そのものの量は少なくなります。
この時期を過ぎると、月経周期は全く乱れ、間隔が短くなったり長くなったり、月経がダラダラ続いたり、短期間で終わるなどさまざまな変化が起こります。
そして、やがて月経の周期が長くなっていき、閉経を迎えます。
一般的には1年以上月経がなければ、閉経と考えられます 。

生理不順(月経不順)は更年期初期の特徴的で、月経不順を経ずに突然生理が止まる人もいますが、多くは生理不順(月経不順)を経験します。

更年期の生理不順(月経不順)は、月経周期が短縮した(頻発月経)後に月経周期が遅延(稀発月経)、またはこの合併した症状が現れて閉経します。
主に卵胞期と黄体期の短縮が原因とされています。
その期間は2~8年の事が多く、閉経後の数年を加えると8年~10年前後となり、更年期が8年~10年といわれる所以です。

更年期の月経は出血量に変化が現れ、出血量が多い「過多月経」や少ない「過少月経」があります。
また、生理ごとに多かったり少なかったりすることもあります。

月経が乱れはじめたころから現れるのが更年期障害です。
更年期障害は、非常に多彩なのが特徴です。自律神経の働きが乱れて起こる典型的な症状が「ホット・フラッシュ」、いわゆるのぼせと発汗です。

気温と関係なく突然上半身がカーッと暑くなり、発汗します。ときには、動悸やめまい、脈の乱れを伴うこともあります。
手足の冷えや耳鳴りなども多い症状です。また 、頭痛、肩こり、腰痛、疲労倦怠感、トイレが近い、腟や尿道がヒリヒリする、性交痛なども多い症状です。
そしてライラしたり何でもクヨクヨ考え込んでしまう、気分が落ち込んでうつうつとするといった精神症状も更年期に現れやすい症状です。

女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進することで、更年期特有の症状(更年期障害)を軽減することができます。
エストロゲンの分泌を促進するサプリメントを活用することで、明るい更年期をおくる事もできます。