更年期生活のポイント

更年期を快適に過ごすには心と体の両面の健康に留意することが大切です。

・食生活や運動など、自分のライフスタイルを見直しできることから改善す る
・毎日の目標を持ち、今後の人生の生きがいをみつける
・他人と比較したり、不安がったりせず、自分の心の問題などに対して直視 することが必要でしょう
・夫や子供など周囲が更年期に対して理解してあげることも大切
・つらい症状が出たら「気持ちの持ちようだから」などと無理をせず、婦人 科や内科など専門医に相 談する

更年期の症状には、3つの要素が関係
1 女性ホルモンの減少
2 生活の変化
3 本人の性格

この3つをコントロールすることこそが快適に過ごす為のポイントです。

更年期を迎える頃から、女性は「食」 に対する執着が強くなってくるといわれています。
これは、潜在意識の中に、「更年期は体の衰える時期だ。 たくさん栄養をとらなければいけない」 という先入観が、いつの間にか形成されているためではないかと思われます。

しかし、実際には、更年期は女性の一生を通して一番栄養を落とした方が良い時期です。
更年期前後は、過剰な栄養が、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの原因になることがとても多いのです。


人間の一生の中では、栄養が必要な時期と、小食 ・ 粗食でよい時期とが、波のように交互に繰り返しています
からだと心が自然であれば、自然の要求に従って、食べたいときには食べ、食欲がない時期には小食で過ごしていれば健康な状態が保たれます
それが、頭で考えて、食欲のない時期にも無理に栄養をとろうとしたりすると、栄養過剰になってしまいます
特に、更年期というのは、からだの面からいうと自然に食欲が落ちて、スムーズに体が変化するべきときです
それが潜在意識にある、老いに対する不安とか、容色が衰えるのではないかという恐怖と結びつくと、からだの要求に反して過剰に食べてしまいます

●栄養の摂取量を落とす
更年期は、栄養を落とした方が良い時期です
栄養が過剰になると、更年期の自然なからだの変化がうまくいかなくなってしまいます

しかし、更年期に入ってから、急に栄養を落としていこうとすると、どうしても心理的に抵抗があるようです
できたら、更年期を迎える前に、小食で過ごす時期を、何度か経験しておくとよいと思います
また、休日などを利用して、減食や絶食をしてみることをおすすめします
人間は、1日や2日食べなくても全然平気なものなんだということを、潜在意識に教えるためです

●毎日の運動
ふだんあまり体を動かさない人は、軽い運動から。ウォーキング、水泳、ストレッチなど楽しく疲れを残さない程度の運動を選びましょう
ハードな運動をたまにするのではなく毎日続けることが理想的です。生活習慣病の予防にも役立ちます

●上手にストレス解消
ストレスは更年期の症状を悪化させる要因です
新しいことにチャレンジする、趣味を見つける等、ためないでじょうずに発散させる方法をみつけましょう

●睡眠はしっかりとる
睡眠が不足すると自律神経の働きが悪くなるので精神的に不安定な状態が加速します
さらに体力を低下させ病気を引き起こす原因にもなります

仕事以外の趣味や遊びに関心をもち、人生の建て直しを考えましょう
1 バランスのよい栄養
2 十分な睡眠
3 適切な運動
の3つが基本、高血圧や高脂血症の予防にもなります。
「疲れを感じたら、タバコやコーヒー、酒でごまかさず、素直に休むことが大事」 
更年期は、だれでもが通過する時期、次に控える老年期をよりよい状態で迎えるためにも自分なりの治療、対処法を見つけ、上手く乗り切っていきましょう

「閉経後の若返り法」

閉経を迎えたあとには、今度は少し骨盤を引き締めることをおこなうと、それが若返りになります。
閉経するということは、骨盤が開くことです。
閉経前に骨盤を閉めようとすることは、自然の流れに逆らうことになりますが、骨盤が開ききって自然に閉経した後に、ちょっと骨盤を元に戻す方向に操作することは若返りのコツなのです。
骨盤が引き締まるということは、ヒップアップすることでもあります。
お年寄りのおしりはだんだん下がってきますが、おしりが引き締まって弾力があり、上に持ち上がっているということは若さの象徴なのです。

「冷えと卵巣」
多くの婦人科の病気の裏には、「冷え」 の問題が大きく関係しています。
特に卵巣に関係する異常は、冷えの害と深い関係があります。

もともと 「冷え性」 は女性に多いのですが、冷え性というのは足首の関節と足自体に異常がある人がなりやすいものです。寒いからといって、誰もが冷えの影響を受けるわけではありません。
足首の関節に問題がある人が、他の人より冷えの影響を強く受けるのです。
(冷え性は、腰椎も関係します)

冷え性の人は、足首の関節の可動性が悪い人です。 平たくいえば、足首が固く、動きが十分でないということになります。
それと連動して、足の甲の中にある中足骨、その第3 ・ 第4中足骨間が縮んで狭くなっています。
冷えをあまり感じないという人でも、ここが狭くなっていれば、からだは冷えの影響を受けているといえます。
足の甲の前の方には、足の指の数だけ中足骨という骨があります。
その先に、5本の指がつながっています。手で触ってみれば、簡単に分かります。
からだが冷えの影響を受けると、この中の第3 ・ 第4中足骨の間がきゅーっと閉まって固くなってしまいます。
(手でいうなら、中指と薬指の間)

そして、その足首と足そのものというのは、生殖器(子宮、卵巣など) ・ 骨盤の働きと直結しています。
生殖器の働き、すなわち骨盤のいろいろな動きというのは、足首の関節と連動しているのです。
「冷え」 と 「卵巣の働き 」 は、足首を通してつながっています。
冷えて足から足首が硬直してくると、卵巣の働きにも影響が出てきます。
ふだんから冷えに注意すると同時に、足首の柔軟性を保つようにすることが卵巣の健康にとって非常に大切なこととなります。

最近は、電車でもオフィスでもレストランでも、エアコンを強く効かせているところが増えています。
これも、からだが冷える原因の一つです。
自宅なら自分で調節できますが、職場や出先ではなかなかそうもいきません
夏場はエアコンで冷えることがあったら、そのあと汗をかくようにするとよいでしょう。
帰宅途中のウオーキングや、帰宅後の入浴などをうまく使って、上手に汗をかくようにすると、エアコンによる冷えを解消できます。
ただし、その汗を拭かないでいて、またエアコンなどで冷やしてはいけません。
汗をかいて冷やすのは、ただ冷えるのよりも、ずっと体に悪影響をあたえます。汗をサッパリかいたら、良くふき取ることが大切です。

足首を回す。
それから、日常的に足首を回すことをおすすめします。
足首を手でもって、ぐるぐると回します。非常に簡単ですが、効果があります。
足首を柔軟に保つことは、生殖器の働きを健全にします。 更年期でなくても、生理が重い人や、不妊で悩んでいる人にもおすすめの方法です。
足を毎日回すようにしただけで、月経痛がなくなったという人も結構います。