更年期の不眠

更年期を迎えた女性は、女性ホルモンバランスの乱れが原因で不眠症になってしまうことが良くあります。

通常であれば、夜になるとリラックスして睡眠を取るためのホルモンが分泌されるのですが、更年期に入るとこうしたホルモンのバランスが乱れてしまうので、睡眠時間になっても眠りにつくことが出来ず、いつまでも眠れずに毎日寝不足になってしまうという人は沢山います。

また、更年期は女性ホルモンバランスが変わることによって、寒気や火照りを感じてしまうことがありますから、こうしたことが原因で不眠症になってしまうという人もいます。

更年期による女性の不眠症を改善する為に、薬で治療するのは簡単なのですが、薬に頼り過ぎてしまうと、依存してしまって、薬が無ければ眠れないような状態になってしまうことがあります。

出来れば薬を使うのは最終手段として、寝る前にホットミルクやハーブティーでリラックスしたり、サプリメントで女性ホルモンのバランスを整え、体質変化である更年期の体内環境を改善しましょう。

寒気がするときには湯タンポ、火照ってしまうときにはアイス枕を使うなどで、なるべく自然に眠れるようにしましょう。
昼間のうちに体を動かすようにすると、体のリズムが整うので、眠りやすくなると思います。

睡眠には2種類のパターンがあり、眠りにつくと、まず始めに現れるのはノンレム睡眠(深い眠り)、次にレム睡眠(浅い眠り)へと移行します。
そしてまたノンレム睡眠へと、このサイクルを約90分周期で一晩に4~5回繰り返されています。
 
ノンレム睡眠は、脳が休憩している状態で、この間は夢をほとんど見ません。
しかし、体を支える筋肉は働いています。逆に、レム睡眠では、身体は眠っているのに脳は起きている状態で目覚めの準備段階でもあり、このレム睡眠の時に目が覚めるとすっきりと気分よく目覚めることが出来ます。

私たちの眠りはこれら性質の異なる2種類の睡眠で構成されており、これらの睡眠により身体と脳の休息が行われ心身共に疲労回復が出来るのです。
また、睡眠中は様々なホルモンが分泌され、皮膚や筋肉、骨、内臓などの細胞が新陳代謝されており、私たち人間は睡眠無くては生きていくことの出来ない動物なのです。

女性の体は、心も、お肌も、すべて女性ホルモンによってコントロールされています
生理不順、生理痛、頭痛、腹痛、肩こり、疲れ、冷え、むくみなどの体の不調、イライラ、不安、不眠、物忘れなどの心の不快症状、乾燥、吹き出物、シミ、シワなどすべて女性ホルモンの影響です。

まずは本来のホルモンバランスに改善することで、体内環境を整え、更年期特有の障害を緩和し、交感神経や副交感神経である自律神経を正常化することで、不眠症状も改善されてまいります。