膠原病

膠原病とは、ひとつの病気の名前ではなく一連の疾患を総称していう言葉ですが、膠原病の原因は、細胞内に細菌やウイルスが感染したために起こる炎症疾患であるという説がございます。
喉や腸などのリンパ組織から細菌やウイルスが大量に吸収されると、全身にばらまかれ、その結果、炎症が起こるというものです。

膠原病を引き起こしやすい要因と思われるのは

口呼吸の習慣がある
体を冷やしたり、口腔を冷やす冷たいものを食べたり飲んだりする
睡眠時間が短い
生活が不規則(ストレス感が蓄積しやすい生活)
黄砂を無防備に吸入している

膠原病の主な症状として原因がわからない発熱やだるさや関節や筋肉の痛みなどがあります。
指先が白くなったあと紫色に変色してしびれてくるレイノー現象といわれる症状が出ることもあります。また皮膚が黒ずんだり紅斑ができたりします。

膠原病のこのような症状は、膠原病がどのような病気なのか知ることで理解することができます。
膠原病は筋肉や関節、皮膚などの細胞と細胞を結ぶ結合組織に炎症が起き、全身に痛みなどの症状がでる病気です。
結合組織は細胞と細胞をつなぎ、栄養分を運ぶ大切な部分です。
そこに炎症が起きると細胞そのものにダメージを与えます。それが関節や筋肉の痛みや皮膚の黒ずみ、レイノー現象などの症状となるのです。

膠原病の症状であるレイノー現象とは、冷たい水につけたときや、冬の寒い朝に手足の先が白く変化します。
そして、しびれなどの症状が現れる現象をレイノー現象といいます。つまり、寒さなどによる手足先の循環障害が原因となっています。

レイノー現象の症状の現れ方としては、最初は手指が白い蝋(ろう)のような蒼白色に変わり、しびれ感を伴います。
その後15分程度で赤色、または、紫色に色が変化して元に戻ることが多いとされています。

膠原病は「自己免疫疾患」とも呼ばれています。
いろいろな疾患が含まれ、このように症状も多岐にわたるため、原因を確定するのが難しい病気です。
そのため確実な治療法というものはまだ分かっていません。
ですから、膠原病が完治することは全くないというわけではありませんが、非常に難しいとされています。

膠原病は完治するというよりも、薬や理学療法などで症状を極力緩和しながら、二人三脚で付き合っていくということが多いようです。
ただし症状を見ながら薬を徐々に減らし、通常とほとんど変わらない日常生活を送ることは充分可能です。
膠原病は完治するというよりも、免疫力を高める生活を心がけながら気長に付き合っていくことが大切です。