リウマチ、関節リウマチと日常生活について
リウマチ、関節リウマチと生活上の注意点

リウマチと日常生活

リウマチ(関節リウマチ)の痛みは精神的疲労、湿気、寒さ、 気圧の低下などの影響を受けると悪くなります
また、天候がくずれる前には、痛みやこわばりが強くなることが多いようです
また、
リウマチ(関節リウマチ)の初期は、急に熱が出て、かぜとまちがえることがあります
発熱は37度前後の微熱で、悪寒を伴う高熱になることはありません
また、ふつのかぜと違って、全身のふしぶしが痛み、体を動かすのが不自由になるというのも特徴です

日常の生活で注意することは

■ 安静
リウマチの活動性が高いときは、微熱があり、疲れやすくなります。
リウマチは、炎症の強い部位の関節は腫れや熱感があり、安静にしても痛み (自発痛)、関節を動かすと一層痛みが強くなります(運動時痛)。 リウマチは関節だけでなく、全身が消耗する病気です。
そのため、 全身と関節の安静が必要です。睡眠を十分にとるとともに、昼間も疲れたら昼寝をとることが大切です。
リウマチ患者は、30〜50歳代の女性に多く、患者がおおむね 主婦であることから、午前中の家事が片づいたときや夕食の支度 に取りかかる前に臥床して休息を取るとよいでしょう。
何時頃に疲れを感じるかがリウマチ活動性の一つの目安にもなります。

リウマチで、関節の腫れと痛みがつよいときには、関節の安静を保ち、変形を防止する意味で、補装具で関節を固定することもあります。その場合でも1日に1回は関節可動域を十分に動かすことが大切です。 リウマチの活動性が治まり、関節痛が軽いときは、できる範囲で普通に日常生活を送ってよいのですが、その場合でも、疲れがつよくなる、あるいは関節痛がつよくなる一歩手前で休養を取るよ うにします。

■保温
リウマチは、関節を冷やすと関節痛が強くなることがあります。寒い季節はも とより、夏も冷房の風が直接あたるのを避けて、長袖や長ズボン、 ブランケットなどで関節部位の保温に気をつけましょう。

慢性関節リウマチは「痛い」病気です

リウマチの痛み」はこの病気の患者さんを苦しめる第一の苦しみですが、この苦しみをさらに倍増させるの が、「痛み」と並行しておこってくる「肢体不自由」の苦しみです。
しかも慢性関節リウマチによる肢体不自由のこまるところは、それが進行性であることです。

炎症がストップしないかぎり、リウマチの患者さんの日 常生活の不自由さは年とともに強くなっていきます。リウマチの患者さんは、「去年できたことが今年は困難になり、今年困難であったことは来年にはできなくなる」という「下り一方通行のエスカレーター」に乗っているようなものといえます。

「いつかは車いすや寝たきりの重度の身体障害者になってしまうので はないか」という不安は、肢体不自由の悩みをかかえるすべての患者さんに共通するもっとも大きな不安です。
どうすれば、このような肢体不自由の進行にストップをかけ、失った運動機能をとりもどすこと ができるのでしょうか。
歩けなくなったリウマチの患者さんは、くすりをどんなにたくさんのんでも、歩けるようになるわけではありません。
鍼灸をやっても電気をかけても マッサージをやっても、「歩けなくなった患者さんが歩けるようになる」ことはないのです。 「歩けるようになりたい」と思ったら、「歩く訓練」をするしかありません。 「そのうちいつか歩けるようになるかもしれない」と待っていても、 じっとしているかぎり骨や筋肉はどんどん弱くなるばかりで、ますます歩けなくなります。リハビリテーションが必要なのは、このような理由によるものです。

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