ニキビと女性ホルモン

ニキビとは様々な原因により引き起こされる炎症を伴った発疹です。

医学的には尋常性ざ瘡、一般的に特に思春期以降のニキビを「ふきでもの」とも言い主に皮脂腺の多い顔、頭、胸、背中に多く見られます。

ニキビは体質に大きく関わり、皮脂腺の活動が活発な人が症状が出やすい傾向があります。
ニキビの出来やすい時期もあり、季節の変わり目である初夏や初秋に出来やすくなります。

多くの場合思春期以降になると自然と収まりますが、近年では思春期以降もニキビができる大人のニキビで悩む人も増えています。
さて、ニキビは 毛穴にたまる皮膚の角質や汚れです。皮脂と角質が混じり合うとコメドと呼ばれるかたまりができます。

これが ニキビ の初期段階です。そのコメドを栄養にして、アクネかん菌が繁殖します。皮膚のアクネかん菌が増えると、皮脂を分解して不飽和脂肪酸を放出します。これが皮膚に炎症を起こしニキビとなります。
女性本来のホルモンバランスに整えることで、改善すると思います。

ニキビの原因については、まず第一に、女性ホルモンバランスの崩れです

皮脂の分泌は、男性ホルモンと女性ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の働きによって、コントロールされています。このホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌が盛んになり、 ニキビ ができやすい状態になります。
経前の約 2 週間、つまり排卵があってから次の月経が始まるまでを『黄体期』と呼びます。この時期に分泌される黄体ホルモンには男性ホルモンと同じように、皮脂の分泌を高める働きがあるため、『黄体期』には ニキビ ができやすくなったり、悪化しやすくなります。また、月経前は、不眠症がちだったり、ストレスがたまったりと、 ニキビ に悪いことが多く起きます。 また月経が不順な人は、黄体ホルモンのバランスがくずれて、ニキビができやすい状態になります。

また、便秘症なども原因の一つです。
便秘になると消化された食物が腸内に長く滞留し、分解物が異常発酵し有毒物質を発生します。有毒物質が腸内から吸収されると、 ニキビ が悪化してしまいます。また黄体ホルモンには、大腸の動きを抑制する作用がありますので、月経前の時期には便秘傾向になりやすいので、普段から注意が必要です。

女性ホルモンバランスの崩す要因は、 ストレスや蓄積疲労 などで、強いストレスがかかると、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモン(ステロイド)」が分泌されます。これが男性ホルモンと同じような働きをする「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌を促進するといわれています。これが皮脂の増加をひき起こし、ニキビが出来やすくなります。

バランスの良い食事をとらないと、ニキビの原因となります。とくにビタミンは大切です。
ビタミンB 2 は皮膚や 粘膜を保護するはたらきがあります。ビタミンB 2 は、レバー、牛乳、ほうれん 草、さば、うなぎ、焼き海苔、干ししいたけ、ワカメ、卵などに多く含まれています。

ビタミンB 6 は 皮膚の健康を保つために必要なビタミンで、皮膚の抵抗力を強め、カブレや ニキビ を予防します。ビタミンB 2 との併用は、いっそう効果的です。ビタミンB 6 は、レバー、豆類、穀類、いわし、さば、まぐろ、卵、鶏肉などに、多く含まれています。
ビタミンCはニキビ あとの色素沈着を防ぐのに有用です。ビタミンCは、野菜類、果物類に多く含まれています。飲酒は B2 の体内への吸収を阻害しますので、注意が必要です。また過度の飲酒は肝臓の機能を低下させるため、各種ビタミンの貯蔵能力が低下し、結果的に皮膚の代謝機能を阻害し、ニキビを悪化させます。

また食生活など、過度のダイエットも要注意です。
脂肪細胞からも、女性ホルモンは産生されています。過度のダイエットで体脂肪が極端に減少すると、女性ホルモンの低下によりニキビが出来やすくなります。

一番のニキビ対策の基本は毎日の洗顔です。

なぜ洗顔が大切かというと、過剰な皮脂の分泌や角質が厚くなることで毛穴が詰まることがニキビの大きな原因です。
洗顔はこの過剰な皮脂の分泌を洗い流し、厚くなった余分な角質を取り除く効果があるのでニキビ予防には欠かせないスキンケアなのです。

ニキビに良い洗顔料の条件は弱酸性で肌への刺激が少なく余計な添加物がなるべく入っていないものを選びます。
人間の肌は元々弱酸性に保たれているので、弱酸性の洗顔料はこのお肌のPH値を乱さず、尚且つ、雑菌の繁殖しずらいPH値なので洗顔料は弱酸性が良いとされています。

石鹸で洗う前にまずはぬるま湯で下洗いです。
この時のお湯の温度がポイントでオイリー肌のニキビ肌でお湯の温度は34~38度位のぬるま湯で洗います。

お湯の温度はぬる過ぎると皮脂や汚れが落ちづらいく、厚すぎると皮脂が落ちすぎたり、お肌の潤いを失ってお肌が乾燥してしまうので、お湯の温度は重要なのです。
乾燥肌の大人のニキビのケースでは更にぬるめの30~34度で洗うと乾燥しすぎることがなくなります。

このぬるま湯による洗顔で7割の汚れは落ちると言われているので1日に何度も洗顔する場合は乾燥してしまうので洗顔料は使わずにお湯だけで洗うのも良いようですよ。

下洗いが終わったら洗顔料を手に取り、浴泡立てます(顔に直接洗顔料をつけて泡立ててはいけません)この泡立てが重要で手ではよく泡立たないという時は、専用の泡立てネットを使って泡がクリーム状になるまで泡立てましょう。

洗顔料をよく泡立てることによって細かな泡の粒子が毛穴まで入り込んで、ニキビの原因になる余分な皮脂や汚れをキレイにとってくれます。
そして、泡が手と顔の皮膚の接触をカバーして刺激を和らげてくれます。
更に、よく泡立てることで洗い流す時もすぐに洗い流せます。

洗顔で大事なのは絶対にゴシゴシ擦らずにやさしく肌にあまり接触しない位に洗うことです。ゴシゴシ擦ってしまうとお肌が荒れてしまったり、はがれた角質が毛穴に入り込んでしまって新たなニキビの原因を作ってしまうので、あくまでもやさしく洗います。

すすぎは石鹸成分が肌に残らないように、念入りに洗い流しましょう。
肌に洗顔料が残っていると肌荒れを起こし新たなニキビの原因になってしまいます。
すすぎは洗顔の倍の時間を使った方が良いと言われているので2~3分がすすぎ時間の目安でしょう。

すすぎが終わったら清潔なタオルでやさしく水気を拭き取ります
この時もゴシゴシ擦らずにやさしくポンポンと軽く叩く感じで拭いていきましょう