冷え性の原因と対策

人はなぜ冷え性になるのでしょう

冷え性とは、身体の毛細血管へ暖かい血が流れない状態、血行が悪くなっていることです。

私たちの身体は、この毛細血管を使って外へ体温を逃がさないようにする機能があります。
ところが、この毛細血管に十分に血液が行き渡らない状態が続くと、いつまでも血管が収縮しているため、冷たくなってしまい、これが冷え性といわれている状態なのです。

冷え性の原因について

衣服などによるもの
特に女性に多い事例のようです。
最近はボディラインにぴったりとした服や足を露出する服を着ることが多くなってきました。
窮屈な服を着るという事は、それだけ身体を圧迫するということで、毛細血管へ血液を運ぶことを妨げることになるわけです。
ゆるい衣服を着ている人ときつい服を着ている人とでは、体温の上昇の仕方が違うという事が実験でも立証されているようです。

意識しましょう
首は頭へ血液を送る為に通過する大切な部分ですが、首は頭を支えている為、常に筋肉が緊張し血液が滞りやすい部分ですから、マフラーやスカーフ等で暖めるようにしましょう。

重ね着は保温効果を促進します。
一番下は、汗などを吸水しやすいTシャツ、もしくはババシャツ等を身につけ、その上に長袖のシャツ等を着るようにし、衣服を1枚で着る事は、血行の為には避けなければなりません。

足は、身体の中でも血液の巡りが非常に悪く、皮膚の温度が外気と同じくらい低下しやすい部分です。
まずは、保温性のある靴下やタイツをはきましょう。また女性がよく冬場にはくブーツは、保温性がよい為おすすめだが、ヒールの高いものや、足首やふくらはぎに余裕のないブーツは避けましょう。
足を締め付ける行為は、血液の流れを悪くします。

日常の食生活などによるもの
食物については、中には冷え症に良くない食べ物があります。
これは現代人がとても好んで食べる物が多く含まれています。
私たちがよく食べているファーストフード、チョコレートなどのお菓子類などですが
これらは、陰性の食べ物と言われ身体を冷やす効果があるだけでなく、血液をドロドロにし
血液の循環を悪くさせる効果もあるようです。

意識しましょう
冷え性を改善したり、身体を暖める食べ物「陽性」の食物は、寒い地方で採れる物が多いようで冬に採れる食べ物が多いのが特徴です。

代表的な例をあげると、しょうが、ねぎ、にんにく、こんにゃく、ごぼうなどがあります。
また、陽性の食材には、血液をサラサラにする効果がある食物と、ドロドロにし循環を悪くする食べ物とがあります。
血液の流れを悪くする食物を取りすぎないように気を付けましょう。

陰性の食べ物は冷え性の方にとって最悪とも言える食べ物です。
身体を冷やし、中には血液しドロドロにし循環を悪くさせる食べ物があります。

これら陰性の食物の特徴は、暖かい地方で採れるものや、夏に採れる野菜などです。
生野菜は身体を冷やす効果があるので、冷え性の方は、料理して摂取する事をおすすめします。

陰性の食材には、大豆、豆乳、コーヒーを筆頭に合成甘味料、砂糖、スナック菓子、チョコレートなどがあります。
これら後半の食材は血液をドロドロにする効果があるので、気を付けましょう。

エアコン等の機器類の利用などによるもの
人の身体は生まれながらに、その季節、温度、気候に対して体内温度を調節する機能があります。
しかしクーラーや暖房の設備に頼りすぎていると、神経機能が鈍り、皮膚から脳に「冷たいや寒い」などの情報がうまく伝えられなくなり、いざという時に身体を暖める血液を送り込む命令を出す、自立神経がうまく機能しなくなります。

意識しましょう
エアコンは、快適空間や清涼感を味わう為にとても便利で、今はどのような場所に行ってもほとんどエアコンが完備されています。

人の身体は気温の変化に対応する能力が備わっていますが、暑い、寒いという感覚を頻繁に繰り返していると、体温を調節する神経のバランスが崩れてしまいます。

こうした行為が食欲不振、脱水症状につながっていくわけです。
これをクーラー病または冷房病と呼びます。

このクーラー病になってしまうと、特に冷えに弱い女性の方は長時間クーラーの寒さにあたっている為、神経の働きがおかしくなり、冷え性に繋がったりしてしまいます。
体調が悪くならないよう、夏場でも服装等で自分の身体を守るようにしましょう。
夏のエアコンでの冷やしすぎや冷たいものの飲みすぎや食べすぎには十分注意しましょう。

運動不足・筋力の低下によるもの
運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くさせます。また筋力が低下する事によってエアコン等に対する免疫力が弱り、自律神経がうまく働かず、毛細血管を収縮させる原因となります。

意識しましょう
身体の血液の循環をよくする事が、冷え症を改善するには重要なことです。
血行をよくするという事は新陳代謝をあげるという事です。
その為の一番簡単な方法は運動をする事です。

しかし運動といっても、バーベルなどを使用した筋トレ的な運動ではなく、有酸素的な運動が最適です。
身体にあまり負担をかけず、さらに長時間続けれるような運動が良いでしょう。
そこであげられる代表的な運動がウォーキングです。
ちょっとした場所なら、車やバイク等を使わず積極的に歩いてみてはいかがでしょうか?

またただ歩くだけなく階段の昇り、降り等も取り入れてみるとなお効果的でしょう。
階段の昇り、降りは脚に筋肉をつける事ができますので、基礎代謝量を上げますので一石二鳥でしょう。