レンコン+2

レンコンはビタミンCを多く含み、食物繊維、カリウム・鉄・亜鉛などのミネラル、ムチンやポリフェノールなどを含んでいます

レンコンの原産地はインドで、紀元前3000年頃のインドで観賞用として栽培されたものが食用化されました。
アジア諸国で食用・薬用・宗教的象徴として大切にされ続けてきた植物ですが、蓮根を食べるのは日本と中国だけのようです。

レンコレンンは水中に根をはやし、葉茎を水上に伸ばす「抽水植物」に分類され、レンコン(地下茎)に穴がたくさん空いているのは泥の中で生育するため潰れにくくするためと、空気を通すためと考えられています。

蓮根(レンコン)はビタミンCを多く含み、食物繊維、カリウム・鉄・亜鉛などのミネラル、近年注目されているムチンやポリフェノールなどを含んでおり薬用植物として活用されています。

レンコンの成分はこちら

レンコンが愛用されるのは

■胃腸機能改善・強壮に

レンコンの有効成分としてよく知られているものに粘り成分「ムチン」と、ポリフェノールの一種である「タンニン」があります。
タンニンには炎症を抑える働きや止血作用があり、胃腸の炎症や潰瘍の予防・十二指腸潰瘍、血便、鼻血に効果が期待出来ます。
ムチンはタンパク質や脂肪の消化を促進する働きや胃腸の粘膜保護作用があり、胃腸を健康に保つ成分です。

ムチンとタンニンの働きで胃腸トラブルの予防・胃腸機能改善や消化促進に高い効果が期待でき、古くから蓮根が滋養強壮に良い食材と言われているのもムチンがもつ消化吸収向上の作用によると考えられています。
また豊富に含まれるビタミンCには疲労回復やストレスの軽減にも役立ちますので相乗して強壮効果が望めるようです。

■便秘・むくみに

レンコン100gあたり食物繊維が2.0g含まれていて、同グラムのサニーレタスやゆでキャベツと同等の食物繊維量です。
腸のぜん動運動を高めて便通を促すほか、高血圧予防、腸内の発がん物質の排泄などの効果も期待できます。

ムチンにも胃腸保護・消化促進以外に腸に膜を作って便の通りを良くする効果もあり、食物繊維とムチンで便秘の解消効果が期待できます。

またレンコンは100gあたり440mgとカリウム含有量が野菜の中でも比較的高い食材です。
加えてネバネバ成分のムチンが多く、皮膚の真皮層にあるヒアルロン酸量を増やしてくれる他、肝臓・腎臓の機能を高める働きが期待されていますから、
むくみの解消やデトックスにも効果的のようです。

■花粉症の軽減に

タンニンには血管を収縮させる作用があることから潰瘍や鼻血など様々な止血に利用されている成分ですが、近年はタンニンが花粉症などのアレルギー症状を抑えることが報告され、花粉症の患者さんが2ヶ月食べ続けたところ、血液中のアレルギー症状の抗体量が減っていたという研究結果もございます。

レンコンはムチンによって鼻・目・喉などの粘膜を増強する働きや、腸粘膜の保護・便秘解消から腸内環境が改善され免疫機能が正常化することなども花粉症軽減に有効と考えられます。

■老化防止・生活習慣病予防に

レンコンは100g中48mgと野菜類トップクラスのビタミンCを含んでいて、その量はレモン果汁に匹敵するとも言われており、
レンコンに含まれているビタミンCは熱に強く加熱しても壊れにくい特徴があり摂取効率も非常に良いと言えます。

ビタミンCは抗酸化ビタミンの代表格と言われ、タンニンをはじめとするポリフェノールにも抗酸化作用があり、活性酸素による酸化から体を守り、
老化防止や生活習慣病予防にも有効とされています。
そのほか食物繊維によるレステロールを低下させ動脈硬化や高血圧予防効果も期待されています。

■美肌作りに

ビタミンCが豊富なレンコンは、メラニン色素の生成を防ぐ美白効果や、肌のハリを保つコラーゲンの生成促進作用がありシミやそばかすを予防する働きを持ち、若々しく美しい肌の維持に効果的です。

またムチンには皮膚の深いところでヒアルロン酸の量を増やす効果があり、ビタミンCと相乗してお肌のターンオーバーを正常化させる働きも期待出来ます。

ビタミンCやポリフェノール類による抗酸化作用(アンチエイジング)や、タンニンによる毛穴を引き締める働きなども期待できますので、
レンコンは美肌作りに役立つ野菜としても近年注目されています。